古代マヤ文明の時代からその魅惑的な香りと味からも感じ取れる通り、ダミアナは中米を代表する最強の媚薬として扱われてきました。更には心身のバランスを保つためのトニックとしての作用もあるので、マヤ文明では聖なるメディスンとして祀られて居ました。
その後、世界中で一世紀以上に渡りダミアナの使用は、男性/女性両用の精力増強や生殖機能向上と関連付けられて来ています。ダミアナの効能は更に抗うつ、強壮、利尿、咳薬、通じ薬としても有効であり、女性の更年期障害でおこる心身の不調や、不妊、生理不順にも効果があると言われています。
Dr. James Balchの著書『Prescription for Nutritional Healing』にはダミアナの効能として、頭痛緩和、寝小便の制御、腸の筋肉収縮促進などが挙げられていています。ドイツではダミアナの葉が月経過多や神経衰弱の症状を和らげたり、ホルモンや中枢神経システムの強壮剤として使用されています。